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現在能舞台で活躍中の能楽師小鼓方の一覧です。(98/08/13)現在
| 流儀 | 東 京 | 名古屋 | 北 陸 | 近 畿 | 京 都 | 大 阪 | 神 戸 | 広 島 | 九 州 | 合計 |
| 幸清 | 4 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
| 幸 | 5 | 0 | 3 | 0 | 11 | 2 | 0 | 2 | 4 | 27 |
| 大倉 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 | 0 | 2 | 17 |
| 観世 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 |
| 合計 | 21 | 6 | 3 | 3 | 12 | 8 | 1 | 2 | 6 | 62 |
このほかにも各お家の跡を継ぐ方、東京芸術大学生、国立能楽堂研修生などがいます。
現在小鼓の流儀は幸清流(こうせい)幸流(こう)大倉流(おおくら)観世流(かんぜ)の四流が有りそれぞれ特徴があります。まず見た目の違いでは
道具に関しては
能楽にも茶道のように道具の好みというのが有るわけですが、流儀よりも個人の手に合うか合わないかの方が道具を選ぶ基準になることが多いようです。
舞台進行中の違いは
などでしょうか。一番わかりやすい掛声の違いは三地(みつじ)と言うもっとも基本的な手組の掛声です。八拍の中に三つ打つので三地と言うようです。具体的な打方は書きませんが舞台上では一番多く打つ手なので初めてでも二、三番能を見れば「あれがそうかな」と言う程度にはわかると思います。四流で3種類の掛声の組合わせがありますから一つ鼓の手を覚えるだけでも何流かわかる確率が高くなります。(三地の掛声は細かく分けるともっと有ります。できる可能性としては43種位かと思いますがそんなには無いようです。)
上記の表をご覧になっていただくとわかるように大分流儀の分布に差がありますが、やはり江戸時代の藩お抱えだった時代の名残で小鼓方同様、笛、大鼓、太鼓も全国で流儀の人数に大分差があります。東京在住の小鼓方は四流全てそろっていますが笛、大鼓は無い流儀があります。本州を出ると小鼓方に限らず能楽師の数が大分少なくなります。
交通機関の発達とともにお互いの行き来というのも多くはなっているようですが普段見たり聞いたりしていない流儀の方と舞台をつとめるときはよくよく気をつけないといけません。(自分の反省です。)