上下の膨らんだ所を乳袋(ちぶくろ)といいます。全長25cm位です。この胴は約480gあります。少々重めです。
胴の寸法は直径約10cm内径約8cmです。中心にあいている穴を巣(す)少し細くなっているところを音越(ねごし)といいます。
他には波鉋(なみがんな)片そぎ鉋(かたそぎがんな)百足鉋(むかでがんな)縅鉋(おどしがんな)など色々な種類の鉋目があり作者のこだわりと工夫が伺えます。
時代や作者によって変遷があります。
現在道具商、美術商などで扱っている小鼓の胴はほとんど蒔絵の値段と言うことがいえます。ですからならない胴でも蒔絵が良ければ値段が高くなる傾向があります。
上記のような理由から古い胴の蒔絵を描換えたり機械彫りの胴に鉋目のような物をつけて売っている物もよく見受けられます。
道具は縁がないとなかなか良い物に巡り会えません。